ここでは、私が作った MIDI データを公開しています。
(リンク切れを若干直しました。訳あって全部ではない。2009.12)
基本的に管弦楽作品は 2 ポートで作っていますが、1 ポートでもなんとか聴けるように工夫しています。また、コントラバスなど 8850 のパッチを使っているものがあります。もし意味もなくピアノの音がしたり、変だと思いましたら、自分個人の利用のためならパッチの変更などの改変は構いません。オーケストラ作品は、GM2 の機能もかなり使っております(カット・オフ・フリーケンシーやレゾナンス等)。
■サミュエル・バーバー
交響曲第 2 番 op.19
I. Allegro ma non troppo(直)
II. Andante, un poco mosso(直)
III. Presto, senza battuta(直)
2002.10 月、リメイクしました。SC-8850 向けに音色を作り替え、解釈も若干変更しました。全体にかなりパワーアップしています。音源をお持ちでない方は MP3 をダウンロードして下さい。ここから直接落とせます。
遠足 op.20 (ピアノ・ソロ)
I. Un poco allegro
II. In slow blues tempo
III.Allegretto
IV. Allegro molto
このデータはいわば習作です。あまり崩さないで演奏するとどうなるかと思い作りました。でも楽譜通りでは居心地悪いので、結構崩してます。
■アルバン・ベルク
3つの管弦楽曲 op. 6
I. Praludium MP3
II. Reigen MP3
III. Marsch MP3管弦楽曲としてはアルバン・ベルク唯一の作品。音楽的内容としてはマーラーの第 6 交響曲にインスパイアされており( 3 曲目の "Marsch" にハンマーも登場)、作曲技巧的にはシェーンベルクの《5 つの管弦楽曲》を手本としている。
室内協奏曲
Thema scherzoso con variazioni (- coda)
Adagio
Rondo ritemico con introduzione
まだ作りかけです。単一楽章の曲なのですが構造上は 3 部に分かれていて、途中でも終われるように coda が付録として付いています。まだ先は長いのでとりあえず 第1 部で終わらしてみました。この coda は演奏される機会はまずないと思いますので、それ目的で聴いてみるのも面白いかもしれません(笑)。ドラム・パート(CH 10) は OFF にして Trumpet を割り当てています。対応する音源でないとパーカッションの音が出てぶち壊しでしょう。また管楽器も SC-8850 の音にかなり依存して作ってますので、他の音源で聴く場合は調整が必要かもしれません。
■ベラ・バルトーク
2 台のピアノと打楽器のためのソナタ
I.
II.
III.
2 楽章の打楽器がいい音がなくて難しかったですね。アルゲリッチ&フレイレの演奏を参考にしました。SC-8850 で作りましたので、他の音源ではどうなるでしょうか。
中国の不思議な役人 op.12, Sz.51 MP3(1) MP3(2) MP3(3)
改訂版(全曲)2000年に出版された新版《中国の不思議な役人》のスコア全曲です。聴き直してみるとそれなりに満足できる部分と、もっと手を入れたい部分などいろいろですが、とりあえず完成とします。トランペットにもうちょっとパワーあるとなぁ。どうもリズム音痴になる部分があるのですが、どうやっても直らないので、そのままです。御了承下さい。トロンボーンのミュートは、レゾナンスをいじるだけでミュートの音は使ってないし(イメージが違って ^^;)、弦楽器のソロや少人数のソリも、その通り作ると不自然になるので、最小限にしか変えてません。合唱は複雑じゃないので助かりました。せめて男声と女声のパッチが欲しかったですけど。小太鼓の Tamburo piccolo, Tamburo grande は、ショルティに倣い、両方ともスネアにしています。改訂版は、後半のマンダリン殺害シークエンスの描写がより細かくなっています。しかし新しい音楽が聴けるというより、素材の繰り返しや、肥大化した展開などが加わった感じで、従来版よりまどろっこしい印象を受けるかも知れません。私は十分慣れたので違和感を感じなくなり、かえって従来版の方が物足りなく思えるようになりましたけど。その辺はご自分の耳で確認して頂くということで。ストーリーにはあるものの充分音化されてなかった部分が復活していたりで、重要度の高い改訂だと思います。従来版全曲も鋭意制作中。
テキスト・イベントで、スコアに書いてあるト書きを訳して入れておきました。(SC-8850 2 ポート、1 ポートでもそれなりに聴けるようにしています。)
俗に言う組曲版(スコアでいうオーケストラ・バージョン、バルトーク自身は「中国の不思議な役人からの音楽」としたかったらしい)です。本当の組曲版は、途中いくつかの細かいカットがあるのですが、その部分はカット無し、全曲版と同じにしています。要するに「全曲版の前半+組曲版コーダ」ということです。(SC-8850 2 ポート、1 ポートでもそれなりに聴けるようにしています。)
終幕部の音楽(初期バージョン)
(直) (2003.4.8 改訂)
MIDI ファイルへのリンクが切れておりました。ご迷惑をお掛けいたしました。2000年に出版された新版《中国の不思議な役人》のスコアには、付録として終幕部の音楽 ([104] の 4 小節前以降) の初期バージョンが収録されています。その付録部分を MIDI 化してみました。決定稿の「断末魔の叫び」のような音楽と違い、天から光が刺し救済していくようなイメージの音楽で、幾分《かかしの王子》を思い起こすような音楽になっています。(SC-8850 2 ポート)
■グスタフ・マーラー
交響曲第 9 番
1. Andante comodo
2. Im Tempo eines gemaechlichen Laendlers
3. Rondo burleske
4. Adagio気分によって好むテンポがまるで違ってしまい、いまいちまとまりに欠けるかもしれません。いずれ手直しすると思いますが、まあ一応の成果として。
■コール・ポーター(モートン・グールド編)
So in love (ミュージカル『キス・ミー・ケイト』より)
So in love (修正版) (SC8850)コール・ポーターのミュージカル『キス・ミー・ケイト』より "So in love" です。モートン・グールドの編曲によります。こう書くより、以前「日曜洋画劇場」のエンディングで使われていたラフマニノフのピアノ協奏曲風の曲と言った方がピンとくるでしょう。あの曲が "So in love" であることは知られていましたが、"So in love" といっても様々な編曲があり、番組で使用したのはどの音源だったのかはテレビ朝日にも資料が残っておらず、幻の音源となっていました。で私の友人谷口昭弘氏が調べたところ、発見までの経緯は省きますが、モートン・グールドの編曲によるものということが判明、CD の入手にも成功(それは日本国内からでは入手が困難なものでした)、それを谷口氏が丹念に耳コピーしたものがこの MIDI です。もともとの音源はモノーラルで音質も良くなく、想像で復元した部分もありますが、オリジナルの音源を彷彿とさせる素晴らしい仕上がりだと思います。まだこれでも完全じゃないそうです。
修正版は、それまで 1 トラックだった弦楽器を、複数のトラックに分けてステレオ感を出し、アレンジも細かく修正してあります。
オリジナル音源に関する情報は谷口氏のサイトへどうぞ。
■リヒャルト・シュトラウス
交響詩《ドン・ファン》Op.20 MP3ショルティ風の派手目の演奏を目指しましたが、プレヴィン風のコクも出したかったのでこんな感じになりました。なのになぜか演奏時間がショルティ/CSO. よりかなり演奏時間が短いっす (^^;。シュトラウスは拍節感が均等だと曲にならないですね。タッカのリズムの裏拍は前に出しセパレートするとか、オケで演奏するときの基本的イディオムを積極的に取り入れました。オーボエのソロ周辺、難し〜。(SC-8850 2 ポート)
交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》 Op. 30(全曲) MP3
4 管編成、弦楽器の異常なディヴィジ、かなり大変です。でもシュトラウスは入れていて凄く楽しい (^^)。クライマックスの 12 時の鐘がなる部分の大音量のテュッティはうまくいっていません。ユニゾンで音量を稼ぐオーケストレーションは MIDI では逆効果。オケの配置はヴァイオリンの対向配置にしてみました。全曲出来ました。 (SC-8850 2 ポート、1 ポートでもそれなりに聴けます)
■イーゴル・ストラヴィンスキー
管楽器のための交響曲 (1947 年版)ほぼ出来てますが、公開は未定。
交響曲ハ調
I. Moderato alla breve
II. Larghetto concertante
III. Allegretto
IV. Largo - Tempo giusto, alla breve
新古典主義的な面と戦争交響曲としての面を上手く出すことを狙って作りました。もうちょっとテンポを煽っても良いかなと思いましたが、ストラヴィンスキーの指定もそうそう無視するわけにもいかず、こんな感じに落ち着きました。(SC-8850 2 ポート)
3楽章の交響曲
I.
II. Andante; Interlude - III. Con moto
第二次対戦の終わり頃に書かれた作品で、具体的に戦争というものを意識して書かれたようです。2 楽章は《ベルナデッテの歌》という映画のために書かれながら使われなかった音楽を流用したものですが、巧い具合に組み込まれています。かなり機械的な曲なので MIDI にすると味気なくなってしまい、オーケストラの息使いを出すのに苦労しました。切れの良さと重量感もいまいちなのですが、やれるだけのことはやったつもりです。(SC-8850 2 ポート)
■ドミトリー・ショスタコーヴィチ
弦楽八重奏のための二つの小品(「プレリュードとフーガ」)
1. Prelude
2. Scherzo
あまり録音の無い曲なので作りました。第 1 楽章はバッハ風なかっちりした書法。一転、第 2 楽章は不協和音の連続による嵐のようなスケルツォ。MIDI では、いまいち迫力がでませんね。(SC-8850) [01.8.11 改訂]
交響曲第 1 番
1. Allegretto
2. Allegro
3. Lento 〜 4. Allegro molto - Lento参照したスコアは一世代前の版によるものです(KALMUS)。全音などの現行の版と比較するとオーケストレーションに若干の違いがありますが、この古い版による演奏も結構多いです。バーンスタイン/シカゴ響の演奏が脳裏に浮かび、影響されている部分もあります。楽譜に表記してあるテンポはやたら早いです (^^;。一般的な演奏並みに落としてあります。この曲は作っていて楽しかったです。(SC-8850 2 ポート)かなり手直ししました [2005.1 改訂]。
交響曲第 8 番
1. Adagio
2. Allegretto
3. Allegro non troppo
4. Largo
5. Allegretto全曲完成はいつになるか判りません。
交響曲第 10 番
1. Moderato
2. Allegro
3. Allegretto - Largo - Piu mosso
4. Andante - Allegro - L'istesso tempo「数学だ、無限の数学だ」と言われたこの作品。MIDI でやると機械的になりすぎるので、なんとか音楽的に聴こえるよう頑張ってみました。1 楽章はテンポ設計が難しい。どのテンポでも、はまるようでいてはまらない。割と普通の演奏になりました (^^;。ティンパニの量感が足りません。2 楽章は音がもたらないようにするので精一杯でした。SC-8850 はホルンのアタックが気に入らないなぁ。トランペットも力不足だし。弦楽器ももっと松ヤニが飛び散るような鳴りが欲しい。3 楽章は終盤のヴァイオリン・ソロが下手くそです。4 楽章のコーダは、ティンパニの非和声ぶりを強調すべく、純正律でチューニングしてみました。(SC-8850 2 ポート)
交響曲第 11 番
1. 王宮広場 (Adagio)
2. 1 月 9 日 (Allegro)
3. 永遠の追憶 (Adagio)
4. 警鐘 (Allegro non troppo)説明不要の作品でしょう。1 楽章の不気味感はあまり出てないなぁ。2 楽章も音源の限界にチャレンジって感じで、欲を言えばもっとスムーズに鳴って欲しいのですが、やりたいことの半分も実現できませんでした。この 1, 2 楽章は、現在リメイク中です。3, 4 楽章も入力は済んでいますが、満足できてないのでもうちょっと時間をおいて見直しする予定。(SC-8850 2 ポート)
交響曲第 15 番
1. Allegretto
2. Adagio
3. Allegretto
4. Adagioショスタコーヴィチ晩年の作品らしく、経済的で暗号めいた作品。1 楽章と 4 楽章の打楽器アンサンブルが気持ち悪い。全曲完成はいつになることやら。■セルゲィ・プロコフィエフ
交響曲第 2 番
1. Allegro ben articolato
2. Tema - Var. I~VI - Tema「鉄と鋼の交響曲」と呼ばれるだけあって騒がしい曲です。展開部など何をやっているのか訳が分からなくなっています (^^;。2 楽章はテーマとバリエーションで、変化に富んだ美しい曲になっています。これで全曲です。(SC-8850 2 ポート)
交響曲第 3 番
1. Moderato
2. Andante
3. Allegro agitato
4. Andante mossoプロコフィエフ全交響曲の中でも、2 番と並んで屈指の派手さを持つ曲です。2 番は機械的に派手な曲ですが、3 番はヒロイックさが強く、破滅的な美しさが魅力です。プロコフィエフ的というよりはマーラー的な演奏にしてみました。ムーティ/フィラデルフィア管の名演を大参考にしています。再生には 2 ポートに対応できる環境が必要です(とりあえず 1 ポートでも聴けるようにはつくってありますが)。ソフトウェア音源では厳しいでしょう。3,4 楽章はいまいち魅力無いので作る可能性=小。(SC-8850 2 ポート)
■スティーブ・ライヒ
ピアノ・フェーズ
2 台のピアノで同じ音列を弾き、1 台だけが暫時的にアッチェレランドし位相を変化させていくというミニマル・ミュージックです。凄く長いです。環境音楽に適 ?
■芥川也寸志
弦楽のための三楽章
I. (Allegro)(直)
II. Berceuse(直)
III. (Presto)(直)
名曲ですが、録音が少ないので作りました。SC-8850 では弦の音がいまいちコンピュータ的で、格好良くしたかったのですが、なかなか格好良くなりません。「戦場のメリークリスマス」のような、本物っぽい音が欲しいものです。3 楽章だけ作った時期が違うので、別のオケが演奏しているみたいになってしまいました。1,2 楽章もいずれ 3 楽章と合うように改訂したいと思いますが、今度は 3 楽章が見劣りしたりして (^^;。